ワキガ治療のための手術の種類とその手術方法、また参考価格などを紹介します。
皮膚をひっくり返す剪除法
剪除法とは、皮膚を切り取らずにアポクリン汗腺を取り除こうと考えられた手術方法です。剪除法は、ワキの下の皮膚を数センチほど切開します。
そして、この切開部分の皮膚をひっくり返し、アポクリン汗腺を直接目で見ながらハサミで切り取っていきます。
切除法と違い、皮膚を切り取るわけではないので、皮膚の突っ張りが起こりにくいというメリットがあり、今でも広く行われています。
しかし、数センチとはいえ皮膚を切開するので、傷跡が残ってしまいます。また、ひっくり返した皮膚を元通りにくっつくようにしなければなりませんので、高度な技術を必要とします。
参考価格:保険適用なしで両ワキ約25万~35万円
数ミリの穴を開け治療する皮下組織吸引法
皮下組織吸引法とは、わきの下に数ミリの小さな穴を開け、カニューレ呼ばれるストロー状の金属の棒を切開部に差し込み、 掃除機のように汗腺類を吸い取ってしまう方法です。
腹部や太ももなどの痩せたい部分の、皮下脂肪を吸引する「脂肪吸引」 の技術をワキガの治療法に応用したものです。
小さい切り口なので、傷跡の心配はなく術後の回復も早いため、 現在でも多くのクリニックや美容外科でこの治療法が行われています。出血が少ないのもこの治療の利点です。
参考価格:保険適用で両ワキ約12~20万円(保険が適用されない場合があります)
汗腺だけを破壊する超音波法
超音波法は皮下組織全体に超音波を当てることにより血管を神経を傷つけることなくワキガの原因となる汗腺だけを破壊することを目的に行う治療法です。
超音波法では、振動エネルギーを汗腺類にのみ反応させるように微調整を行いますので、神経や血管といった部分を傷つける心配がありません。
もう一つの特徴として、汗腺を直接破壊するワキガ手術との決定的な違いは、脇毛が残ることです。
女性の場合はいいかもしれませんが、男性の場合脇毛がなくなってしまうのは嫌だという方もいるかもしれません。そうした方はこの超音波法によるワキガ治療の場合有効になります。
参考価格:保険適用なしで両ワキ約18~36万円
レーザーで汗腺を燃やしてしまうマイクロレーザー法
マイクロレーザー法は、ワキガの原因となるアポクリン腺にヤグレーザーというレーザーを直接照射する事により汗腺を燃やしてしまうという治療法です。
治療時間が短いことと、ワキガを治療すると同時に、脱毛効果もあることから注目を集めている治療法です。
マイクロレーザー治療法においては、直径1mm程度のレーザーファイバーを毛根部分に挿入してレーザー照射することによる治療が行われます。その後、燃焼させたアポクリン腺を吸入器具により吸引します。
他のワキガ手術である剪除法などと比較して手術跡が目立つことなく治療後の入院も不要です。さすがに当日の入浴は避けた方が良いですが、翌日からはシャワーを使うことも可能です。
参考価格:保険適用なしで両ワキ約20万円
ワキガ手術
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